戸籍が焼失している場合どうするのか。

相続手続きにおいては、まずはじめに戸籍謄本を集めます。

亡くなった方の、「出生から死亡まで」の戸籍すべてが必要となります。転籍などが多いと、それらをすべて集めなければならないので、日数がかかります。

たまに出くわすのが、「戦災で焼失」というものです。

役場に保管されていた戸籍の原本が空襲などで焼けてなくなってしまったケースです。

そもそもなぜ、「出生から死亡まで」の戸籍が必要なのでしょうか。

それは、今回亡くなった方の相続人は、この人とこの人とこの人だけですよ、ということを証明するためです。他に相続人がいない、ということを証明するためには、すべての戸籍が必要です。

以前、このようなことがありました。

ご依頼を受けて戸籍を集めていたら、亡くなった方が婚姻前に養子をとっていたのです。そのことをご家族だれもご存知なかった。この養子の方も相続権があります。相続権があるということは、すべての相続手続きに協力してもらわないといけません。私が文案を作成して、ご依頼者から直接ご連絡をしていただいたところ、遺産分割協議にも快くご協力いただけました。

さて、話を戻して、戸籍が焼失してしまっている場合は、明らかになっている相続人全員が、「他に相続人がないこと」の証明書を作成し、全員が実印を押印することで、不動産の名義変更などを行うことができます。法務局へ提出する書類は、書き方が厳密に決まっていますので、かならず司法書士にご相談ください。

2016年10月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:お役立ち情報 相続登記 遺産整理

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