住民票は半永久的に保存してもらいたい。

小平市の相続コンサルタント、司法書士の手塚宏樹です。

相続による名義変更登記をするときには、亡くなった方の住所を証する書面が必要になります。「住民票」または「住民票の除票」がこれにあたります。登記簿に記載された所有者の住所と、住民票に記載された住所が一致していることを法務局で確認するためです。過去の住所が登記されている場合は、その過去の住所が、住民票の前住所として記載されていることを確認します。

しかし、実務上よくあるのが、住民票の保存期間が過ぎていて取得できない、というものです。原則5年間しか住民票は保存されないこととされているのです。原則、なので、市区町村によってはそれ以上の年月が経過していても、交付してくれることがありますが、それでも何十年も前に亡くなっている方の場合、それも期待できません。

住民票(または除票)が取得できない場合は、「戸籍の附票」という書類をつかいます。これは、その本籍地における住所の履歴がすべて載っているものです。しかしこれも、戸籍の改正があると(手書きの戸籍→コンピュータで管理された戸籍)、移行前のものは掲載されません。

住民票は、現代においては、コンピュータのデータとして記録されているわけですから、保存期間を5年などという短い期間にしなくてもよいように思います。

ちなみに、住民票(または除票)や戸籍の附票が取得できないときは、権利書を提出したり、固定資産税の納税通知書や、はたまた相続人全員の上申書を提出する必要があります。事前に法務局に確認、相談して対応しています。

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2017年8月15日 |

カテゴリー:相続全般 相続登記

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