使えない遺言

この仕事をやっていて何度かありました。
公正証書遺言なのに、手続きで使えないということが。

遺言は何のためにつくるのかというと、
将来の紛争を予防するためです。
そして、銀行口座を解約したり、不動産の名義を変更したりといった
各種の手続きで使用するためです。

せっかく公証役場で遺言を作成したのに、
不動産の名義変更登記に使えないなんて。。

先日もそのようなことがありました。
中身を拝見すると、司法書士などの専門家は入っておらず、
ご本人がみずから公証役場に赴いて作成依頼したようです。

おそらく不動産の登記簿謄本を確認しなかったのでしょう。
相続財産たる不動産の、遺言書に記載された内容とじっさいの登記簿の内容とで、
まったく整合性のとれないこととなっていました。

これでは法務局も受け付けてくれません。

財産のなかに不動産が含まれている場合は、
かならず司法書士のアドバイス、チェックを受けたほうがよいでしょう。

2013年6月8日 |

カテゴリー:遺言

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