遺言書があっても相続手続きができないなんて。

小平市 の 司法書士 手塚宏樹です。
開業以来、それほど数が多いというわけではないのですが、今回またお預かりしました「自筆証書遺言」。

遺言書にはいろいろな種類がありますが、大きくは、公証役場でつくってもらう「公正証書遺言」と、すべて自分で手描きをする「自筆証書遺言」。自筆証書遺言だと、その遺言書で、たとえば銀行の口座を解約することができるのか、はたまた、不動産の名義変更の登記ができるのか、と気になります。不備があると、法務局で受け付けてくれないことがあるのです。まあ、公正証書遺言だから絶対に間違いない、とも言えないのですが。公正証書遺言でも何度かトラブルになったことがあります。

今回、自筆証書遺言によって、不動産の相続登記をするご依頼だったので、事前に法務局に確認にいきました。どうしても実物を見てもらわないといけないので、遠方だったのですが、遺言書のコピーをもって出かけてきました。法務局の方に目を通してもらった結果、「大丈夫ですよ」とのことでしたのでひと安心。お客様にもお伝えして、その後の手続きが無事に進みました。

もしこの遺言書を受け付けてもらえなかったら、相続権を持つ人全員の実印が必要になるところでした。これが難しいから遺言書をつくっているのですけどね。

2015年5月30日 |

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